●ピアノは何歳から習う
こんにちは!ピアノ・リトミック講師の鎌田希望です。
ピアノを習わせたいと思うけど、ピアノは何歳から習うのがいいの?
疑問に思いますよね。
よく子育てするお母さんに聞かれますが、その度に私はこう答えています。
「個人差があるので年齢でお伝えするのは難しいですが、だいたい4・5歳からがいいと思います。」
何で4・5歳なのか!今日はそのことについて考えてみますね。
1.手の筋肉が発達してきてから
以前は早期教育がいいとされ、2歳からピアノを習うお子さまもいたようです。
それから時代を経て、最近の研究では早期教育には「注意が必要」と言われるようになりました。
特にピアノはもともと大人の男性のために作られた楽器で、演奏するのにかなりな体力を使います。
まだ、手や指の筋肉がついていないうちに無理にピアノを弾いてしまうと、指を痛めてしまう原因になります。
発達の順番ですが、先に足、腕などの大きな部分が発達してから、手や指など小さな細かいところが発達していきます。
ですので、あまり早くにピアノを習うのには注意が必要です。
2.話が聞けるかどうか
ピアノに限らなくても何かを習うとき、先生となる人の話を聞いて挑戦してみたり、直してみたりして技術を身に着けていきます。
話が聞けるかどうかで上達できるかどうかも変わってきますね。
ですので、話を聞けるかどうかもピアノを習い始める目安になります。
3.ピアノに興味があるか
当たり前のことかもしれませんが、時々本人は興味がなくても、親御さんの方がやらせたいということでピアノを習いに来る方もいらっしゃいます。レッスンを続けているうちに興味が出てきて上手になることもあるのですが、本人に興味がない場合は、興味が出てくる何年か後まで月謝を払い続けることになるので、覚悟が必要になるでしょう。
まとめ
以上3つのことに触れましたが、成長には個人差があります。
「何歳からがいい?」と年齢で考えるのではなく、お子さまの様子をしっかり見て
手や指の筋肉がついてきたかどうか、話を聞くことができるか、ピアノに興味があるか等々
準備が整っていたら、それがピアノを習い始める時です。
それらの準備が整ってくるのが一般的に4.5歳というわけです。
よくお子さまを見てピアノを習うといいでしょう。
それより前のお子さまにはピアノを習う準備としてリトミックをおすすめします。
リトミックはピアノを習う前の準備としてリズム感や、感じる心、表現力が身につきます。教室によっては楽譜も読めるようになり、スムーズにピアノに移行できますよ。
ピアノやリトミックをお考えの方はぜひ、「のぞみ音楽教室」へどうぞ!